出典:
『日本地理体系第十巻 北海道、樺太編』改造社、1930年2月
原資料種類:
写真(前)
原資料付加文字情報:
樺太神社 樺太神社は豊原町の東郊旭ヶ丘の中腹に鎮座し、境内よりは豊原町を眼下に見下し、鈴谷平原を一望の中に収め得る。明治四十四年全島鎮護の大祀として建立せられたる官幣大社にて、祭神は大国魂命、大巳貴命、少名彦命の三柱である。社殿は工学博士伊東忠太氏の設計にて明治四十三年起工、明治四十四年鎮座された。境内の面積七二、七七四平方米、附属山林面積三七六、七五八平方米、附属畑地面積二五五、七一〇平方米で、夏季は来島者の参拝及遊楽の地として人影の絶ゆるところなく冬季積雪の際は絶好のスロープとなりスキーヤーで賑ふ。(川崎勝)
原資料内容:
手前に一の鳥居があり、そこから長い参道が山上に続いている広大な境内の光景
原資料サイズ:
140×100
掲載ページ:
274
備考:
1910(明治43)年8月17日、官幣大社に列格