出典:
『日本地理体系第十一巻 台湾編』改造社、1930年5月
原資料種類:
写真(前)
原資料付加文字情報:
開山神社 台湾に於ける鄭成功の墳墓は元、台南市外の北線尾と云う所に在ったが、康煕年間に鄭氏が清朝に帰降してからシナ福建省泉州の石井と云う鄭氏の故地に帰葬する交渉使として台南に派遣されて居た沈葆楨の奏議に由って建立した開山廟と云うのを、領台の後新政府に於て開山神社と改称し県社として祭祀することになった。成功の生母田川氏並に鄭氏の功臣等の神位も合祀してある。境内に在る梅の古木は日本から移し植えたもの云って居る。(尾崎秀眞)
原資料内容:
四合院風の建物の中庭に独立して入母屋造の社殿が建つ、境内の光景
原資料サイズ:
140×90
掲載ページ:
136
備考:
1897(明治30)年1月13日、県社に列格