出典:
手塚道男「満洲の旅に描く(三)」『神社協会雑誌 』第29年 第7号
原資料種類:
図(絵・スケッチ)
原資料付加文字情報:
16金刀比羅神社 大連市には神社が四社ある。大連神社、沙河口神社、恵比寿神社と当社とである。当社は別に氏子を持たず、一万二千戸の崇敬者によって維持されている。金刀比羅神社は大正七年十二月に、神職瀧山氏によって創立され、社殿の本殿拝殿と社務所、鳥居等が建てられているが、充分には調っていない。現在の神職平田勝重氏は、鎮座第十周年の記念事業として、五万五千二百四十円の予算を以って参道石段改築、玉垣の築造、社務所、神庫等の建築から、境内整理、樹木植栽等の計画をされているが、熱のある氏の手腕はじかに実現せしめることであろう。
原資料内容:
本殿、拝殿を斜め右手前から描いたスケッチ
原資料サイズ:
100×75
掲載ページ:
30
備考: